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先ずはQL2。QL は Quoc Lo の略なので、漢字で書くと国路。国道2号線。路面が素晴らしく、11時前に60km離れたハザン市到着。こんな道が続くといいんだが。 |
ハザン市のイミグレーションオフィス。ここで、入域許可証を取得する予定でしたが、自転車を残してオフィスに入るのが心配。ハザン行きを薦めてくれた英国人は「入域許可証、なにそれ?」と言う反応だった。昨日会ったポーランド人は「ハザンの奥地へ行ったが、宿で許可証は求められなかった」ので、取らずに進むことにしました。 |
欧米人も多かったハザン市を抜けると、急に人家が途絶え寂しい道に。ぽつんと営業していた食堂で昼食。
ちょうど、運転手、ガイド付き SUVが入ってきたので、ガイドに尋ねると「入域許可証は、泊まったホテルで取得できる」とのことなので、一安心。 客のフランス人の奥さんが英語が話せたので旅のコースを聞くと「サイゴンからラオス経由で来た、ベトナムは4回目だがハザンは初めて」会話の中で3回全てサイゴンでした。躊躇ないです。 |
QL4Cを進み、登坂が始まったところで、FRONTIER AREA (辺境地域、国境地域)の標識。なぜ、簡体字も書かれているのだろうか。 |
人家も無いのに、広い直線区間が。これ、有事には飛行場になるのかも。 |
いい感じの坂が続きますが、路面はどんどん悪化。 |
段畑が眼下に。風景はいいんだが、路面の泥が厳しい。 |
まったくスピードが出せずに、日没が迫ってきます。 |
泥詰まりで走行不能、水たまりを探して泥落とし、すぐにまた走行不能に。 |
そんな中、容赦なく。画像は明るいですが、実際は薄暗くなっています。 |
峠に到達した時は夜。峠からは舗装路になりましたが、ライトを付けての低速ダウンヒル。道路の穴で落車したのは失態ですが怪我の具合も見えません。(腕の擦過傷2ヶ所、翌日以降の走行に影響はありませんでした) |
地域最上の高級ホテルへ泊まると心に決めていましたが、入った外見の良いホテルからは、英語力ゼロ のオーナーが、フロント横の自家カラオケルームから出てきました。旅行者が使うべき「指さし会話帳」を宿のおやじが使うことに。 ビザ、ビザとおやじが言うので一瞬、入域許可証のことかと思いましたが、パスポートのことでした。 そんなおやじに「お前、靴汚ね~な。このスリッパを使いな(推測)」と言われる始末。ビンディングが入らなくなるので、何度も洗ったんだが。ホテルの設備は必要十分、200000ドンなので、不満はありません。 |
107.58km |