10 オゾッポ(Osoppo) - グラド(Grado)

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 アルプスに端を発したタリアメント川。ヴェネト平野に出てからは網状流路となって川幅を広げます。
 今日はアドリア海トリエステ湾まで南下。宿でもらったグラドへのルートマップ。自転車道でなく “交通量が少ない自転車向きの道路“ を示す地図で、うってつけの道ですが、たどって行くのは難しい。事前に引いた幹線道路を走ることにしました。
 オゾッポは鉄鋼業の町として栄えました。ドイツ語圏からイタリア語圏へ。ウディネ(Udine)は旧市街の外周を走る。
 九稜郭? の城塞都市パルマノバ。2017年に世界遺産に登録されました。知りませんでしたが。
 北西門から入り、南門へ抜けました。
 中央のグランデ広場。
 人口は5500人。16世紀末にオスマン帝国に対するベネチア共和国の城塞都市として築かれました。
 外郭の堀。
 追い風を受けてひたすら南下。干潟の長い道(自転車道併設)を走り、潟湖上の島グラド到着。第一次世界大戦前はオーストリア領です。
 中心部は高いので、当日朝に予約した町外れの Hotel Cristin、朝食付き 60 EUR。レセプションにいたアジア系の若い女性は日系ペルー人で、おじいさん(たぶん曽祖父)が日本人とのこと。親切に対応してくれました。
 対岸はイタリア本土。
 80.69km、4h58m