チューリッヒ(Zurich) - ジジコン(Sisikon)

 昨夜から雨、一時は強く降ったようです。明け方も霧が湧いています。
 豪華な朝食をいただき、10時過ぎに小雨交じりのなか下山。
 先ずは山間の田舎道を走ります。暑いときは利用する水場。100年以上経つ水場も多く見かけますが、これは1992年の新しいもの。
 薪小屋。建物の中も薪で埋まっていました。
「郷土の歴史教育ですか?」
「そうなんだよ。この辺の土地は悪く16世紀に○○氏が開墾したんだ。子ども達に伝えなきゃいかん。して、おたくは休日かい」
「そうです。ミラノまで走る予定ですがゴッタルド峠の雪が心配。鉄道に乗るかも知れません」
「昨日は雪だったかも知れないな。まぁ、良い旅を」
 ちょうどお昼時。みんな、お弁当を持ってきていました。
 ツーク湖の東岸を南下しアルト。一時、陽もさしましたが霧雨基調。
 セーヴェン(Seewen)でミスコース。道を尋ねた二人連れはチベット人でした。
 雨脚も強まり、宿探しモードに。スイス連邦発祥の地を結ぶルツェルン湖(フィアヴァルトシュテッテ湖)東岸のジジコン(Sisikon)泊。レストラン併設の宿の主人(オーナーではなく店子)は、スリランカ人。28歳でスイスに来て16年、ドイツ語、英語をものにし、レストランは地元の人で賑わっていました。
 67.21km、4h34m