ルツェルン湖畔を南下。今日の目的地は古くから街道町、アンデルマットです。4つのアルパインパス(アルプスの山道)が交わる山の十字路。待ち受けるのは、悪名高き「悪魔の橋」 雨は上がりましたが、雲は低く山の頂は見えません。 |
南端のフリェレン(Fluelen)が近づく頃、空も明るくなってきました。 |
湖端からはロイズ川に沿って遡行します。アルトドルフ(Altdorf)にはウィリアム・テル像(1895年建造)。伝説上の人物ですが、ここアルトドルフに住んだとされています。 |
街はずれの COOP で食料調達、イートイン。カフェラテと思ったらカフェラテ用のミルク。サラダは詰め放題では無く、100g 2.5CHF 。レジのお姉さんが走って計量とラベル印字に。お手数おかけしました。 |
本格的な上りが始まる手前。ゴッタルドベーストンネルの北側口。全長57km、2016年開通。青函トンネルを抜いて世界最長の鉄道トンネルになりました。 ゴッタルド峠には、1881年に開通したゴッタルド鉄道トンネル(全長15km)がありますが、アルプス保護法で規定された鉄道貨物への移行推進のため長い編成の貨物列車での輸送を主目的としてベーストンネルがつくられました。旅客列車はジュネーブ、ミラノ間、約3時間、もちろん自転車も乗せられます。 |
ループが連なる旧線も現役。1時間毎に走っています。悪天候の場合は、Erstfeld駅からの輪行も考えていました。 道路標識で見かける自転車オートバイも現役。 |
1922年(たぶん)につくられた水力発電所。 |
自動車道が並走するので、交通量が少ない国道2号線で高度を上げていきます。谷を横切るのは鉄道橋。 |
ゲシュネン(Goschenen)手前の3連ループ。ゲシュネン駅の先からゴッタルド鉄道トンネルに入ります。アンデルマットへ鉄道で行くには、ゲシュネンからアプト式のマッターホルン・ゴッタルド鉄道シェレネン線に乗り換えます。 |
トンネルで一周して高度を稼ぎます。 |
振り返ると、(たぶん)Schrotenstock峰(2773m) |
ゲシュネンが近づき高度を増してきました。鉄道ループは、あと2つ。 |
(つづく) |