ポート・ルカート - ベジエ <ミディ運河> 2016/7/9

標高グラフ付きの大きな地図を見る
 今日はベジエへ向けて北上。ホテルのある砂州は北側とつながっているのだろうか。地図では徒歩道あり、宿のお兄ちゃんも "行ける" とのことだったが実際は渡れず。
 結局戻って、高架となっているD627の側道を北上。
 チェーントラブルで困ってるフランス親爺を助けたり、水を補給したりしながら、Narbonne(ナルボンヌ)到着。街の中心で鉄道駅とミディ運河の支線、ロビヌ運河が交差しています。
 ここからは、運河沿いにベジエを目指します。
 閘門を下流側から。
 運河に沿って自転車道が続いています。
 Raonel(ラオネル)で一旦運河から離れ Capestang(カプタング)へ。街の教会で給水しようとすると、なんとなく飲んじゃダメっぽい "EAU NON POTABLE" の文字が。通りがかりの人に聞くと、声を出して読んだあと考え込んでいます。「フランス人だろ」と問い詰める(笑)と「いや、違うんだ」とのことで、別の人に聞いてくれました。答えは「飲んじゃだめ」でした。
 ぶどう畑を上って行くと、唐突にミディ運河が現れます。周りより2-30m高い位置を滔々と流れています。
 一旦下った後、ローマ遺跡(アンセリュヌ)にある丘へ上っていきます。目的は遺跡でなく、モンタデイの放射状畑。Google Earthを見ていて行かねばならぬと思った場所です。すごい。情報があまり見つかられませんでしたが、13世紀ごろに作られたらしい。
 坂を上る途中に "Tunnel de MALPAS (Canal du Midi)" の標識があったので、見に行くと運河トンネルが。事前知識がなかったので、見学しているモロッコ人に色々教えてもらいました。相当なインテリでした。研究者かもしれません。
 ミディ運河と言うことは、目的地のベジエまで運河沿いに行ける! ので、計画変更。道はダートでしたが、問題なし。
 最後はD609でベジエ市街へ。この程度はフランスでは普通ですよ、って感じで古城と橋が迎えてくれました。
 101.83km AV14.5km/h,7:00:49