マレー鉄道で、ポートクラン、シャーアラムへ

 登山隊から離脱し、マレーシア半島部をうろついています。事前調査では、レンタサイクル情報が全くつかめず、昨日も KL(クアラルンプール)市内を一日歩きましたが、自転車店どころか自転車を見かけません。
 サイクリングはあきらめます。
 何にもすることがないので、汽車に乗ることにします。
 鉄道の要衝 KLセントラル駅から、ポートクラン行きに乗車します。距離は43.2Kmで4.3RMです。
 自販機を使わずに、窓口に並ぶ人が多いのを不思議に思っていましたが、自販機はつり銭がすべてコインで出てきます。

 ポート・クランからは、インドネシアへのフェリーが出ており、けっこう賑わっていました。ここで、初めて変速機の付いた自転車を見かけました。

 午後は、シャーアラム駅で途中下車しスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク(ブルーモスク)へ行ってみます。駅から2Kmくらいなので歩くことにしましたが、自動車道以外に道が無く大変でした。
 部分的に歩道がついているので、歩行が禁止されているわけではなさそうですが、ジャンクションを歩いて越えるのは危険です。
 ベトナムと違って、自動車道を走る自転車は皆無です。
 マレーシアでは、ツールド・ランカウイと言う、プロのステージレースを開催していますが、自動車のF1と同様、先進国を目指す政府主導の要素が強く、国民的基盤は貧弱な気がしました。