ベトナム北部 (その4)  タイ湖と鉄道橋梁群

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 今日はハノイ近郊のポタリングです。ハノイ(河内)はホン川(紅河)デルタの湿地帯にあるので、市内に池が多く見られます。
 ハノイのサンタモニカと呼ばれるタイ湖畔には瀟洒な住宅が並びます。子供達もお金持ちっぽいです。

 湖岸を半周しホン川に架かるタンロン橋を渡ります。この橋は2階建てで、上部が自動車、下部中央が鉄道で、その両脇がバイク道です。
 構造的には横浜のレインボーブリッジや大鳴門橋に似てますが、自転車で渡れるところに先進性があります。

 橋を渡った後は右折しYenVienへ向います。省道23B、国道3号線とも、道幅の割りに交通量が多く、走りやすい道ではありません。
 フランスパンをその場で焼いているパン屋さん。繁盛していました。
 YenVienの手前で右に曲がるとドゥオング橋が見えてきます。これも鉄道併設橋ですが橋脚基礎以外は別の橋のように見えます。

 ハノイ中心部へ進むと、道路橋のチュンズオン橋と鉄道、バイク橋のロンビエン橋への分岐が現われます。
 目指すは1902年竣工、全長1682mのロンビエン橋です。
 鉄の怪物のような橋梁には鉄道専用橋であるスコットランドのフォース・ブリッジ(1890年竣工、全長2530m)がありますが、こっちは自転車で渡れます。
 上部主構が無い部分は、米軍の北爆で破壊され補修された部分とのことです。
 ロンビエン駅側には竣工時の銘盤も残っていました。



50.3Km (ハノイ自転車友の会 Christmas party in 牛若丸 への往復を含む)