今日はひたすらライン川左岸を走ります。この数日ドイツを走った感じでは、アウトバーン(自動車専用道)でなくとも、車道はクルマのもの、自転車は自転車道を、という空気感。日本(やフランス、スイス)なら車道を走りますが、こんな対面自転車道も地元の人にならって走ることに。 |
自転車道はあらかじめダウンロードしているOSMで表示させます。自転車道の標識はそこそこありますが、外国人には必須ツールです。非舗装路もあたりまえ。道に悩んでいるとクルマを停めて教えてくれました。 |
息を呑む風景。 |
見覚えがあると思ったら、広重の「吉原左富士」では? |
今朝出た Mainz から 26km。車道を走る計画ルートでは20kmくらい。この後も、都市間移動に予想より時間がかかりました。これは、風光明媚で安全な道が多いこととトレードオフです。ドイツ人の考え方の一端かも。 |
数字は増えてるので、源流からの距離だと思います。ビンゲンを過ぎるあたりから雨。 |
合羽を着て走りましたが、雨が強くなり雨宿り。右はジェノバからのご夫婦。 |
ネズミの塔とエーレンフェルツ城。 |
ビンガーブリュック騎兵信号所。 |
プファルツ城、グーテンフェルス城。 |
右岸を走るナッソー・ライン鉄道(Nassauische Rheinbahn)のトンネル。 |
ローレライ。現地では気付かず。流れが早く、船の向きが不思議だったので撮影しました。 |
ザンクト・ゴア(Sankt Goar)の街。このあたりから雨脚がまた強くなる。 |
2度目の雨宿り。合羽を着てても雨が強すぎ走れない。壁に書かれている達筆の落書きは19世紀の詩人カール・ジムロック(Karl Simrock)の詩。 "WARNUNG VOR DEM RHEIN" |
16:53 宿のあるボッパルト(Boppard)到着。 |
宿は Hotel garni Günther、お部屋はライン川に面したバルコニー付き・・ではなく裏庭向き。自転車は裏の倉庫へ。11,506円。広いお部屋で濡れた衣服を乾かすのに助かりました。 |
消耗激しいので食べ物を大量購入。10.68ユーロ。食べきれずに、その後の重荷に。 |
長くて変化に富んだ一日。充実しています。 |
75.1km |