エルバ(Erba) - ミラノ(Milano)

 エルバの宿の朝食はセルフサービス。イタリアに入ってからホテルの朝食付きは当たり前で、宿泊料を聞いた時に触れられず、
「朝食の時間は7時からね」
「えっ、それ含まれてるの?」
「えっ、もちろん」
 と言う感じなので、実態は部屋貸しなのに、ここも「朝食付き」になっています。
 電子レンジ、食器があるので、昨夜はクノールのインスタントおじや、朝は用意されている物に加えて、栗を自炊しました。ギザッロ教会への上りで拾った栗、水煮で十分うまい。
 エルバはアルプスの南端とポー平原の境目にある小都市で、位置関係だけで泊まった町。朝の散策、右下は「よかったら来てね」と言ってた、宿主のお店。
 行程に余裕があるので、11時にミラノへ向けて出発。土曜日なのでロードバイクも多く走っています。
 パウロさん一家。一時、千葉にいたとのこと。親父のバイクはカンパニョーロの 7速。すごい!!
 カンパを自慢するあまり、息子のバイクを指して、これは Shimano China だからな~、と言ってしまう。日本製と思ってた長男の顔がみるみる曇る。罪なオヤジ。
 モンツァ(Monza)手前。これ、看板建築?
 幹線道路の車速が早くなってきたので、自転車道で進みます。ラウンドアバウトで道を間違えた先は、Villa Reale di Monza (モンツァの王宮)
 途中まで自転車で入れました。
 中は、カフェや小物のお店。広い公園の中にモンツァ・サーキットがあります。知ってたら行きました。
 雨が降ってきたので、早めにチェックインしようと、今朝ネットで予約したホテルへ行くと「クレジットカードがはねられたので、あなたの予約は取り消された。今日は満室なので、他のホテル(高い!)を紹介する」
 ・・・途中、いくつかホテルを見たので、飛び込みで探しに行くことにします。
 幹線道路沿いのホテルは満室で、今回、最大のピンチに。
 街角のカフェ(数軒)にWIFIはなく、開店準備中の飲み屋おかみに尋ねると 「(イタリア語で)チノ?、着いてきなさい」と連れられていった先は中国人のカフェ。店主が英語を話せたのでホテルを尋ねていると、客の一人が教えてくれました。
 行動が下町のおばちゃん風ですが、妙齢の金髪美女なのが不思議(笑) 助かりました。
地図は迷走のログ、右上はリジェクトされたホテル、右下は泊まったホテル。
(予約がリジェクトされた理由の推測)
 リジェクトのメールは来ていましたが、出発後だったので見れず。
 「利用可能額」には達していないので、「カード会社が任意で(勝手に)設定していると思われる海外での制限額」 または、ホテルの「クレジットカードの有効性確認および予約保証のため、到着前に所定額を一時的に確保する権利を有します」の "所定額" によるものか。

 51.85km、4h04m