ミヨー - コンブルドンド <ミヨー橋> 2016/7/11

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 ベジエ駅からミヨー駅まで SNCF(フランス国鉄)で輪行し、ミヨー橋を見に行きます。6:42発の ST CHELY APCHER 行き、ミヨー駅には 8:34 に着きます。
 SNCFは、自転車をむき身で載せられる列車があります(半分くらいか。SNCFのサイトで確認できる)。正しくは、自転車を立てて、窓の上のフックに架けます。
 定刻どおりにミヨー駅到着。ベトナムの駅に似ています。雨、駅舎で雨脚が弱まるのを待って出発。駅にいたおばあさんに天気予報を尋ねましたがうまく通じません。ただ、「ベジエから来たの、昨日は暑かったでしょう。橋は駅を出て右ね」とか言ってくれました。
 街中を抜けると遠くにミヨー橋が見えてきます。今日の目的はこれだけ。
 タルン川沿いのD41を詰めていくと橋脚が近づいてきます。
 これが世界一高い第2主塔、343mあります。日本一の明石海峡大橋は298m。
 タルン川を渡りD992まで上って行くと・・。実はミヨー橋(自動車道 A75)と同じ高さまで行け、うまくすると幻想的な霧の中の橋が見えるかも、と思っていたので、少なからぬショックを受けました。地図の読み間違いです。
 TOURMALET(ツールマレー)のジャージを着ているのはオーストラリアのオヤジ。パリで自動車と自転車を買ってフランス一周しています。写真撮っていいと聞くと、ちょっと待てと言いジャージを引っ張りだしました。フランス各地で峠を攻めているようです。
 右から2本めの橋脚が川まで落ちており、この全長が343mあります。
 ミヨーの街の対岸まで戻り、D992からブルナ通り(3.5トン制限、大型車やキャンピングカーは進入禁止)で山越えに入ります。天候も回復してきました。
 合羽を乾かしながらの昼飯。
 高度を上げると橋とミヨーの街を同時に見渡せるようになります。上り切ると標高は720m、自動車道 A75と同じ高さになりました。
 唯一あった民芸品店でコーヒー、1ユーロ。ここには、金剛杖に類するものを売っていました。9-14ユーロ。
 モンペリエへ向かうD809からD7に別れ宿探しに入りますが、不毛のカルスト台地で、まったく街がありません。ようやく一軒宿にたどり着き宿泊。住所は Combe Redonde(コンブルドンド)と言うらしい。元は納屋でしょうか、不思議なお部屋でした。
 53.59km AV12.0km/h,4:26:24