台湾2011 第五天 高坡~石門

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 明日、台中に入るには、今日距離を稼いでおきたいですが、省道7号から3号へ直接連結するのは大廻りになります。
 地図では縣道118号が、短絡していますが、参考にしている「自行車環島旅圖」(2009年購入,1/200000道路地図と32ルートの紹介記事:読めませんが)に記載がありません。
 宿のおねーさんに聞くと 「いい道よ、沿道には桜があるわ」とのこと。4Km走って羅浮で、右にそれ県道に入ります。
いい感じの道です。
 桜並木とはいきませんが、所々に色の濃いヒガンザクラ系、まれにソメイヨシノ系が咲いています。

 この道もアップダウンは多いですが、昨日のような厳しさはなく、標高400m前後をうねうねする感じです。

 今日は、自転車乗りにも多く遭遇します。年季の入った老頭サイクリストも。ミニトマト、いっぱい頂きました。
 時々見かけるお寺はこんな感じ。道教寺院でしょうか。
 省道3号に合流してからは、ひたすら南下します。交通量の多い幹線道路ですが、バイクレーンがあるので、走りやすいです。
 私が台湾を走りたがる理由のひとつはこれです。
 海沿いの省道1号は平坦ですが、山寄りの省道3号なので、しばらく軽いアップダウンが続きますが、100Km越え行けそうです。
 「苗栗縣古風農情自行車道(31Km,運動級)」とかの案内に惹かれますが、次の機会に。

 苺の集積地である大湖あたりから宿探しモードをONにしますが、なかなか見つかりません。民宿の案内板はいくつも見かけますが、脇道にそれてからの距離が判らず二の足を踏んでしまいます。
 この辺、温泉もたくさんありますがは宿代が高くパス。
 人家が減ってきて、時間も5時をまわりピンチです。石門客棧の看板を頼りに、わき道の坂を500m走りお宿確保です。
 『 お兄ちゃんが独学で日本語を勉強している民宿へ現れた初めての日本人客。 妹が、大喜びで兄を呼びに行く 』
 おじさんサイクリストは、こういう情景に感動してしまいます。 日本語講座、開講です。
 ここは、結構大きなレストランとコテージですが、家族で切り盛りしています。テキパキと家業を手伝う妹たち、コーヒーを入れてくれる兄。料理に腕をふるうお母さん。
 日本では、見かけなくなりました。

121.25Km